「わたしをひとり置きざりになさることはない」2024.1.28

 

1.人生の孤独について

昨日、孫が来て、

自分が書いたものを、

読み聞かせてくれました。

「私はヒマワリが好きです。

いつも上を向いているから。

人は悲しくなると

下を向きますが、

ヒマワリはいつも

どんなときでも

上を向いている。

だから私はヒマワリが好きです。」

 

聞きながら、こんな小さな子でも、

悲しいことや悩みがあるのだなあと

しみじみ思いました。

 

人は、苦しみにあうとき、

一人ではたえられないと思い、

誰かそばにいてほしいと

願うものです。

たくさんの人に囲まれていても、

心のすみに孤独がある。

それが人間です。

神から離れた人間には

孤独があるのです。

 

そのため私たちは、

谷川をしたう鹿のように、

心の渇きを満たそうと

あえぎます。

「神よ、しかが谷川を

慕いあえぐように、

わが魂もあなたを

慕いあえぐ。

わが魂はかわいているように

神を慕い、いける神を慕う。」

(詩編42:1-2)

 

しかし、イエス・キリストを

信じる私たちは、

インマヌエルとなられたイエスが

いつも共にいて下さるので、

一人ではありません。

(インマヌエルは、

「神われらと共にいます」

という意味)

 

イエス様はこう言われました。

「わたしをつかわされたかたは、

わたしと一緒におられる。

わたしは、いつも

神のみこころに

かなうことをしているから、

わたしをひとり置きざりに

なさることはない」。

(ヨハネによる福音書8:29)

つまり、わたし(=イエス)を

つかわした方(=父なる神様)は、

わたしを一人

残されることはないのだと。

 

私たちをこの世に存在させたのは、

天の父なる神様です。

その神様は、

私たちといつも一緒なのです。

なぜなら、わたしはひとりではなく、

わたしをつかわされたかたが、

わたしと一緒だからである。

(ヨハネによる福音書8:16)

明日を生きることが

不安でたまらないあなたに、

孤独の中で涙するあなたに、

神様は声をかけておられます。

「恐れるな、

わたしはあなたをあがなった。

わたしはあなたの名を呼んだ、

あなたはわたしのものだ。」

(イザヤ書43:1)

 

2.人生のむなしさについて

あなたは今まで

どのようにして

生きてきましたか?

人生の現住所は

どうなっていますか?

今、どこに向かっていますか?

何を成し遂げたいと

願っていますか?

 

このような質問に、

はっきりした答えを、

私たちクリスチャンは、

持っていなければなりません。

 

自分自身のためだけに生きれば、

人生はむなしく、疲れはて、

傷まみれになるしかありません。

しかし、神中心の人生を歩み、

神のみこころを

なすために生きれば、

つらく苦しいことがあっても、

神の平安の中で

生きることができます。

 

ですから私たちは、

つねに神のみこころを探り、

神が喜ばれることが何かを

考えなければなりません。

 

神は私たちを、

神の栄光をあらわすために

造られたので、

人生のすべての領域において、

神のみこころを成し遂げるために

最善を尽くすとき、

神の平安と祝福がのぞみます。

 

そのためには、あなたの才能を

十分に用いなければなりません。

私たちにはそれぞれに

神からのたまものとして

才能が与えられています。

 

あなたが置かれた場所で、

才能を用いて最善を尽くし、

与えられた使命を果たすとき、

神はあなたの人生を

幸せにしてくださり、

成功というプレゼントを

与えてくださるでしょう。

 

ですから祈るときは、

「神が私の祈りを

聞いておられる、

必ず祈りにこたえてくださる」

そのような信仰をもって

祈らなければなりません。

信仰は神を喜ばせます。

「信仰がなくては、

神に喜ばれることはできない。」

(ヘブル人への手紙11:6)

 

また、神は悔い改めを喜ばれます。

イエス・キリストは言われました。

「心の清い人たちは、

さいわいである、

彼らは神を見るであろう。」

(マタイによる福音書5:8)

心が清くなれば、

神様はあなたのところに

来られます。

いやだと言っても来られます。

ちょっと忙しいですと言っても

心に入ってこられます。

 

そして心の王座に座り、

人生を力強く導いて下さいます。

祈りを聞いてくださいます。

あなたがなす全てのことを

栄えるようにして下さいます。

 

心が清くなること、

それは悔い改めです。

ですから、祈り求める前に、

「主よ、私は何者でもありません」と、

ひとこと告白する

心の清いみなさんとなるよう、

お願いします。

「愛する者たちよ。

もし心に責められるような

ことがなければ、

わたしたちは神に対して

確信を持つことができる。

そして、願い求めるものは、

なんでもいただけるのである。」

(ヨハネの第1の手紙3:21-22)

 

3.さいごに

みなさん、私たちは、

決して孤独でありません。

歳をとれば、愛する伴侶が

そばから離れていなくなり、

孤独を感じることが、

あるかもしれません。

しかし、私たちは、

主にある希望をもっています

「希望は失望に終ることはない。」

(ローマ人への手紙5:5)

 

神はあなたを愛しておられます。

あなたを守り、

助けてくださいます。

どのような苦しい状況でも

落胆せず、

しっかりと主にしがみつき、

信仰で前進、また前進する

みなさんになるよう、

主の名で祝福します。

 

「主よ、疲れた人生から

私を立ち上がらせてください。

人生を最後まで導いて下さい。」

そのように叫んで祈るとき、

主が祈りを聞いてくださり、

あなたの魂に声かけてくださいます。

「わが魂よ、何ゆえうなだれるのか。

何ゆえわたしのうちに

思いみだれるのか。

神を待ち望め。

わたしはなおわが助け、

わが神なる主を

ほめたたえるであろう。」

42:5詩編)

 

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