「どこに行っても栄えるであろう」2024.1.7

 

今日の聖書箇所は、

約束の地、カナン征服を

控えたヨシュアに、

主が語られた祝福の

御言葉です。

「あなたの一生の間、

だれひとりとして

あなたの前に

立ちはだかる者はいない。

わたしは、

モーセとともにいたように、

あなたとともにいよう。

わたしはあなたを見放さず、

あなたを見捨てない。

 

強くあれ。雄々しくあれ。

わたしが彼らに与えると

その先祖たちに誓った地を、

あなたは、

この民に継がせなければ

ならないからだ。

 

ただ強く、雄々しくあって、

わたしのしもべモーセが

あなたに命じた

すべての律法を守り行なえ。

これを離れて右にも左にも

それてはならない。

それは、あなたが

行く所ではどこででも、

あなたが栄えるためである。

 

この律法の書を、

あなたの口から離さず、

昼も夜もそれを

口ずさまなければならない。

そのうちにしるされている

すべてのことを

守り行なうためである。

そうすれば、

あなたのすることで繁栄し、

また栄えることが

できるからである。

 

わたしはあなたに

命じたではないか。

強くあれ。雄々しくあれ。

恐れてはならない。

おののいてはならない。

あなたの神、主が、

あなたの行く所どこにでも、

あなたとともに

あるからである。」

(ヨシュア記)

 

そして、この御言葉は、

新年を迎えた私たちに、

神様が与えてくださった

御言葉でもあります。

 

2024年を信仰で征服して、

勝利と祝福を受けられる

幸せな一年となるために、

「どこに行っても栄えるであろう」

と題して、神様の恵みを

分かち合いたいと思います。

 

1.共におられる神

神はヨシュアに、

「わたしは、

モーセとともにいたように、

あなたとともにいよう」(1:5)

と言われました。

 

モーセと共におられた神は、

紅海を分け、

天から食料を降らせ、

岩から水を出し、

昼は雲の柱で、

夜は火の柱で

イスラエルの民を導かれた、

全能の神であります。

 

その神様が、今、

私たちと共におられます。

全能の神が私たちと

共におられるのなら、

誰も私たちに

敵対することは

できません

「神がわたしたちの

味方であるなら、

だれがわたしたちに

敵し得ようか。」

(ローマ8:31)

 

人を頼れば、

失望させられる場合が

少なくありません。

人はいつか離れて行くのが

世の常です。

 

しかし、神様は決して

私たちから離れることが

無いばかりか、

世の終わりの日まで

いつも共にいると

約束しておられます。

「見よ、わたしは

世の終りまで、

いつもあなたがたと

共にいるのである」。

(マタイ28:20)

したがって、どのような敵が

私たちを攻撃して来ても、

私たちは圧倒的に勝利

することができます。

 

ゆえに苦難が来ても、

それは一時的なものであり、

よって落胆することなく、

全能の神様と共に前進して

2024年を征服し、

勝利することができるのです。

 

2.強く、雄々しい信仰

神が私たちに願われることは、

心を強くし、

雄々しくあることです。

 

当時のカナンの地には、

他の部族が住んでいて、

彼らは体が大きく、

武器で武装し、

戦争に長けていました。

 

一方、イスラエルの民は

430年間も奴隷生活し、

エジプトを出てから40年も

荒野でさまよい、

疲れ果てていました。

武器もなく戦いの経験も

ありませんでした。

しかも偉大な指導者

モーセは亡くなりました。

 

そのような自分たちの弱さを

自覚していたヨシュアに、

主は「強くあれ。雄々しくあれ」

と3回も繰り返し語りかけ、

励まされました。

 

心に恐れが生じる理由は、

環境を見るからです。

イエスの弟子ペテロが

まさにそうでした。

湖の真ん中で嵐にあい、

イエスに導かれて

水の上を歩く奇跡を

経験したとき、

彼は途中で、

「風を見て恐ろしくなり」

そしておぼれかけた」

と記されています。
(マタイによる福音書14:24-32)

 

私たちは、

いかなる状況の中でも、

環境を見て恐れるのではなく、

共におられる主を、

信仰で見つめなければ

なりません。

主はすでに勝利の宣言を、

しておられるのです。

「あなたがたは、

この世ではなやみがある。

しかし、勇気を出しなさい。

わたしはすでに

世に勝っている」。

(ヨハネによる福音書16:33)

 

否定的な考え方に

とらわれないでください。

誰かの言葉にとらわれて

すぐに落胆したり、

誰かの否定的な話を聞いて

一緒に否定的な考えに

変わったり。

これらはすべて

悪しき悪魔の道具です。

悪魔が心に浸透して来ないよう

心を守らなければなりません。

 

「身を慎み、

目をさましていなさい。

あなたがたの敵である悪魔が、

ほえたけるししのように、

食いつくすべきものを

求めて歩き回っている。

この悪魔にむかい、

信仰にかたく立って、

抵抗しなさい。」

(ペテロの第1の手紙5:8-9)

 

「ほえたけるしし」という

表現がありますが、

聖書は悪魔を、

獲物を狙っている猛獣が

徘徊している姿に

たとえています。

猛獣は、強く健康な相手を

獲物にすることはまずありません。

傷ついているもの、

弱いものに狙いを定めます。

悪魔もこれと同様に、

落胆したり、挫折したり、

否定的な考えを持ったり、

不平不満をつぶやく人を、

餌食にしようと

近づいてくるのです。

 

ゆえに私たちは、

自分を守るために、

いつも心を強くし、

雄々しくあらねばなりません。

「油断することなく、

あなたの心を守れ、

命の泉は、これから

流れ出るからである。」

(箴言4:23)

 

胸を張って堂々と、

信仰に固く立ち、

心に恐れや悩みが生じたなら、

「私の心に恐れと悩みを

生じさせるものよ、

イエス・キリストの

名によって命じる、

立ち去りなさい」と

大胆に命じなければなりません。

 

日々イエス様を見上げ、

全能なる神の力を信じて、

心を強くしてください。

大胆で勇敢な信仰によって、

2024年が素晴らしい一年、

祝福され問題が解決する

一年となるよう、

主の名で祝福します。

 

3.栄える祝福を約束された神

神様は、

約束の地に行くヨシュアに、

栄える方法を教えました。

それは神様の御言葉に

従うことです。

「すべての律法を守り行なえ。

これを離れて右にも左にも

それてはならない。

それは、あなたが行く所

ではどこででも、あなたが

栄えるためである。」(1:7)

 

私たちは、この一年を

神の御言葉に従う年にすると

決心しなければなりません。

 

御言葉は人生の

ナビゲーションです。

いつも御言葉に従って

歩んで行かれますよう

心からお願いします。

あなたのみ言葉は

わが足のともしび、

わが道の光です。

(詩篇119:105)

 

御言葉を、

昼も夜も口ずさみ、

黙想してください。

御言葉を守り行う者に、

神様は祝福に祝福を

増し加えてくださいます。

「この律法の書を、

あなたの口から離さず、

昼も夜もそれを口ずさま

なければならない。

そのうちにしるされている

すべてのことを

守り行なうためである。

そうすれば、

あなたのすることで繁栄し、

また栄えることが

できるからである。」(1:8)

 

今年、信仰の勇士になりましょう。

新しい年をくださった主は、

私たちのために、

恵みを準備しておられる方です。

主が共におられるのです。

いかなる状況でも、

恐れることなく

イエス様だけを見上げ、

信仰で前進また前進し、

2024が栄える年、

祝福を享受する

素晴らしい年となるよう、

主の御名によって祝福します。

わたしはあなたに

命じたではないか。

強くあれ。雄々しくあれ。

恐れてはならない。

おののいてはならない。

あなたの神、主が、

あなたの行く所どこにでも、

あなたとともに

あるからである。」(1:9)

 

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