「百卒長の信仰」2021.2.7
今日はマタイによる福音書8章5節
から13節に記されている、百卒長の
信仰について、学びたいと思います。
8:5 さて、イエスがカペナウムに帰って
こられたとき、ある百卒長がみもとに
きて訴えて言った、
8:6 「主よ、わたしの僕が中風でひどく
苦しんで、家に寝ています」。
百卒長とは、百人隊長ともいいますが、
100人の兵士を統率するローマの軍人です。
当時、ユダヤはローマ帝国の属国で、
ローマ人はユダヤ人を軽んじ、
ユダヤ人はローマ人を嫌っていました。
しかし、この百卒長はユダヤ人から慕われ、
また、自分の僕(しもべ)のために、
わざわざイエス様のところにたずねてくる
親切で愛のある人物でした。
さらに、百卒長は僕の病をなおすために
誰のところに行くべきか知っていました。
私たちも苦しみの時、誰のところに行く
べきか知っておくべきです。
146:5 ヤコブの神をおのが助けとし、
その望みをおのが神、主におく人は
さいわいである。(詩篇)
神様は、私たちの必要をよくご存知であり、
決して私たちを見捨てることはありません。
41:17 貧しい者と乏しい者とは水を求め
ても、水がなく、その舌がかわいて焼けて
いるとき、主なるわたしは彼らに答える、
イスラエルの神なるわたしは
彼らを捨てることがない。(イザヤ)
人生の問題にあったとき、落胆、絶望せず、
この百卒長のように神様を探し求めましょう。
そうすれば私たちは人知をはるかに超えた
驚くべき愛の御業を体験することができます。
イエス様は、百卒長の求めに対して、
8:7「わたしが行ってなおしてあげよう」
と言われました。
すると、百卒長はこのように答えました。
8:8 「主よ、わたしの屋根の下に
あなたをお入れする資格は、わたしには
ございません。ただ、お言葉を下さい。
そうすれば僕はなおります。
8:9 わたしも権威の下にある者ですが、
わたしの下にも兵卒がいまして、
ひとりの者に『行け』と言えば行き、
ほかの者に『こい』と言えばきますし、
また、僕に『これをせよ』と言えば、
してくれるのです」。
百卒長は力ある軍人ですから彼の言葉には
権力があり、言葉ひとつで100人の軍隊が
動きます。
百卒長はイエス様の言葉に権力があることを
知っていました。だから主の言葉ひとつで僕の
病が治ることも分かっていたのです。
私たちもこの真理を知り、用いるべきです。
私たちは神様の子どもとして、悪霊を追い出し、
病をいやすことができる驚くべき御言葉の
権力を用いることができるのです。
1:12 しかし、この方を受け入れた人々、
すなわち、その名を信じた人々には、
神の子どもとされる特権をお与えになった。
(ヨハネ)
イエス様は、百卒長の言葉を聞いて非常に
感心されました。そして百卒長の信仰を見て
奇跡を行われました。
8:13 それからイエスは百卒長に
「行け、あなたの信じたとおりになるように」
と言われた。すると、ちょうどその時に、
僕はいやされた。
神様は私たちの信仰を見て奇跡を行われます。
11:6 信仰がなくては、神に喜ばれることは
できない。なぜなら、神に来る者は、
神のいますことと、ご自分を求める者に
報いて下さることとを、必ず信じるはず
だからである。(ヘブル人への手紙)
今日においても、私たちは、信仰によって
奇跡を体験することができます。
信仰によって病はいやされます。
信仰によって未来が開かれるのです。
では、どうすればそのような信仰を持つこと
ができるでしょうか。その答えは、神様が、
どのような方であるかを知ることです。
神様は、どんな方でしょうか。
神様は私たちに深い愛を持っておられます。
イエス様は、十字架の苦しみを、私たちの
ために喜んで耐えられるほど、愛に満ちた
お方です。
神様は私たちを忘れることはありません。
いつも私たちを愛し、守ってくださいます。
ウイリアム・バークレーは、祈るときに3つ
のことを覚えておかなければならないと、
いいました。
1.私たちの益を求められる神様の愛
2.私たちに最も良いものが何であるか
ご存知である神様の知恵
3.私たちに最善のことだけが起きる
ようにされる神様の御力
このように素晴らしい神様を知れば、
いかなる状況でも絶望しない信仰を
持つことができるでしょう。
注意しておくべき点があります。それは、
感情に信仰の基礎を置いてはならない
ということです。
なぜなら、感情は揺れ動くからです。
ある時は、何でもできると思い、
ある時は、何もできないと思う。
感情を通して信仰は維持できません。
信仰の基礎は、御言葉に置くのです。
御言葉を読み、心に神様の教えが満ち、
聖霊様によって悟りが与えられるとき、
聖書の御言葉は、神様が直接語られる
生きた御言葉になり、神様が生活の中
にあらわれるようになります。
大切なのは、今、信じることです。
今、祈ることです。祈りは、神様の巨大な
恵みの倉庫を開く鍵です。祈りによって、
あなたの明日は開かれ運命は変わります。
心に不安がある人は、神様が共にいて、
守って下さることを信じてください。
事業で困っている人は、神様があなたの事業
の道を開いてくださることを信じてください。
人生にはつらく苦しい時があります。
しかし、あなたに最善のことだけが起きる
ようにしてくださる神様の愛と知恵と力を
信じて進めば、神様の愛と奇跡を、
必ず体験することができるでしょう。