「しかし、神の人よ」 2019.12.29

 

しかし、神の人よ。あなたはこれらの事を避けなさい。そして、義と信心と信仰と愛と忍耐と柔和とを追い求めなさい。信仰の戦いをりっぱに戦いぬいて、永遠のいのちを獲得しなさい。あなたは、そのために召され、多くの証人の前で、りっぱなあかしをしたのである。(Tテモテ6:11-12)

「神の人」とは、ここでは「神に献身して神に属す人」を意味すると考えられます。パウロは、神の人として行うべき3つのことを勧めています。

 

1 金銭・物質への執着心を捨てる

本日の聖書箇所の「これらの事を避けなさい」の前段に、次の記述があります。

もし違ったことを教えて、わたしたちの主イエス・キリストの健全な言葉、ならびに信心にかなう教に同意しないような者があれば、彼は高慢であって、何も知らず、ただ論議と言葉の争いとに病みついている者である。そこから、ねたみ、争い、そしり、さいぎの心が生じ、また知性が腐って、真理にそむき、信心を利得と心得る者どもの間に、はてしのないいがみ合いが起るのである。

しかし、信心があって足ることを知るのは、大きな利得である。わたしたちは、何ひとつ持たないでこの世にきた。また、何ひとつ持たないでこの世を去って行く。ただ衣食があれば、それで足れりとすべきである。

富むことを願い求める者は、誘惑と、わなとに陥り、また、人を滅びと破壊とに沈ませる、無分別な恐ろしいさまざまの情欲に陷るのである。金銭を愛することは、すべての悪の根である。ある人々は欲ばって金銭を求めたため、信仰から迷い出て、多くの苦痛をもって自分自身を刺しとおした。(Tテモテ6:3-10)

 

私たちは、高慢、どん欲、金銭や物質への執着心などを避けるべきです。全ての罪は、どん欲と度を過ぎた執着心から生まれます。現代の多くの人は、お金を偶像として拝み、仕えています。どん欲は破滅に導く入り口です。どん欲を捨て、感謝の心で、神の栄光のために、金銭や物質を正しく用いるべきであります。

 

ビル・ゲイツに代表されるアメリカの富豪は、自身で築いた富の多くを寄付する活動をしています。何兆円という金額を慈善活動につかっているのです。貧しい方々、不幸な方々、社会のために、彼らは神に栄光を帰する人生を生きているといえるでしょう。

 

2 キリスト者の6つの徳を追い求める

キリスト者の6つの徳とは、「義」「信心」「信仰」「愛」「忍耐」「柔和」の6つです(Tテモテ6:11)。これらの徳は、イエスが持っておられた品性です。私たちは、これらの徳を身につけて、小さなイエスになることを目指すべきです。

 

これらの徳を高めると、絶対肯定、絶対感謝の信仰を持てるようになり、いたずらに不安になったり悲しんだりすることがなくなります。そうなれば、イエスにならって、周囲で苦しんでおられる隣人に関心を持ち、イエスの愛を実践できるようになります。

 

3 信仰の戦いを立派に戦い抜く

信仰の戦いをりっぱに戦いぬいて、永遠のいのちを獲得しなさい。あなたは、そのために召され、多くの証人の前で、りっぱなあかしをしたのである。(Tテモテ6:12)

神の人となった瞬間から、霊的戦いは始まっています。私たちは、地上での生涯が終わって主の前に立つ時に、信仰の戦いを立派に戦いぬいた者として主の前に立てるように、人生において進むべき道を守り通すべきです。そうすれば、「良い忠実な僕よ、よくやった!」(マタイ25:21)と、主から義の冠が与えられるでしょう。それを得ることのできる勝利の人生を、信仰によって歩みましょう。

 

生きていれば、失敗やミスは多くあります。罪をおかします。想定しなかった過ちと、それによる挫折感、絶望感におそわれることもあるでしょう。しかし、その場所で座り込まず、信仰をもって立ち上がり、新しい挑戦をするべきです。そうすれば神はともにいてあなたを励まし、あなたの人生を力強い御手で導いてくださるので、必ず戦いに勝利できます。

 

神は、心に夢と希望を与えてくださり、私たちを強くしてくださいます。わたしを強くして下さるかたによって、何事でもすることができる。(ピリピ4:13)

そして、私たちに内に願いを起こさせてくださり、それを人生の中で実現させ、私たちが人生の戦いにおいて必ず勝利できるようにしてくださるのです。あなたがたのうちに働きかけて、その願いを起させ、かつ実現に至らせるのは神であって、それは神のよしとされるところだからである。(ピリピ2:13)

 

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