「ヨナの祈り」 2019.11.10

 

ヨナは、神の御言葉を語る預言者の一人です。

ある日、ヨナは、神からニネベに行って伝道する使命を受けました。

しかし、イスラエルを侵略する残忍な敵国アッスリヤのニネベに行くことに、ヨナは従いませんでした。

ニネベと正反対の方向であるタルシシにいく船に乗ったのです。

ところがその結果、船は嵐にあい、ヨナは船員たちによって海に投げ入れられました。

そして彼は、大きな魚に飲み込まれてしまいます。

真っ暗な魚の腹の中で、ヨナは祈りました。

2:1 ヨナは魚の腹の中からその神、主に祈って、

2:2 言った、「わたしは悩みのうちから主に呼ばわると、主はわたしに答えられた。わたしが陰府の腹の中から叫ぶと、あなたはわたしの声を聞かれた。

2:3 あなたはわたしを淵の中、海のまん中に投げ入れられた。大水はわたしをめぐり、あなたの波と大波は皆、わたしの上を越えて行った。

2:4 わたしは言った、『わたしはあなたの前から追われてしまった、どうして再びあなたの聖なる宮を望みえようか』。

2:5 水がわたしをめぐって魂にまでおよび、淵はわたしを取り囲み、海草は山の根元でわたしの頭にまといついた。

2:6 わたしは地に下り、地の貫の木はいつもわたしの上にあった。しかしわが神、主よ、あなたはわが命を穴から救いあげられた。

2:7 わが魂がわたしのうちに弱っているとき、わたしは主をおぼえ、わたしの祈はあなたに至り、あなたの聖なる宮に達した。

2:8 むなしい偶像に心を寄せる者は、そのまことの忠節を捨てる。

2:9 しかしわたしは感謝の声をもって、あなたに犠牲をささげ、わたしの誓いをはたす。救は主にある」。

2:10 主は魚にお命じになったので、魚はヨナを陸に吐き出した。

(ヨナ書2:1-10)

 

ヨナの祈りを詳しく分析してみるなら、祈りが答えられる秘訣を学ぶことができます。

祈りの答えが神によってかなえられるようになるために、ヨナの祈りを三つに分けてお話します。

 

1. 悔い改め

ヨナは、「わが神、主よ」(2:6)と、主の名を呼んで、一度は逆らった神に立ち返りました。

そして、神殿を望んで「聖なる宮」(2:4,2:7)に向かって、悔い改めの祈りを捧げました。

もしあなたの民イスラエルが、あなたに対して罪を犯したために敵の前に敗れた時、あなたに立ち返って、あなたの名をあがめ、この宮であなたに祈り願うならば、あなたは天にあって聞き、あなたの民イスラエルの罪をゆるして、あなたが彼らの先祖に賜わった地に彼らを帰らせてください。

(列王記上8:33-34)

ヨナは、魚の腹の中で、タルシシに行こうとした自身の計画を放棄し、主の宮に向かって真心を持って悔い改めたのです。

神は、彼の悔い改めをかえりみ、心の叫びに耳を傾け、祈りに答えてくださいました。

このように、艱難の中から脱け出すには、徹底的に悔い改めることが必要です。

 

2.信仰の祈り

もしヨナが自分自身を客観的に見たならば、きっと絶望の中で全てあきらめてしまったでしょう。

しかし、ヨナは客観的に他人の目で自分を見るのではなく、神が見ている自分を見つめて祈りを捧げました。

ヨナは、自分の状況を信仰によって見ることにより、必ず救われると確信して祈りを捧げたのです。

すなわち、「答えられた」「聞かれた」「救いあげられた」と、心の願いがすでに叶えられたという信仰の祈りを捧げたのです。

ですから、私たちも、他の人が見た自分、傷ついて客観的には望み得ない状況にある自分を見て失望したり、落胆してはなりません。

彼は望み得ないのに、なおも望みつつ信じた。

そのために、「あなたの子孫はこうなるであろう」と言われているとおり、多くの国民の父となったのである。

(ローマ4:18)

他人の目、周りの人々が下す判断によって信仰生活をするのではなく、神の目で状況を見つめることで、神の祝福を体験する生活をしましょう。

 

3.感謝を捧げる

ヨナは祈りの最後に、感謝を捧げました。

すると神はヨナの祈りに答え、ヨナは魚の腹の中から地上に復活することができました。

2:9 しかしわたしは感謝の声をもって、あなたに犠牲をささげ、わたしの誓いをはたす。救は主にある。

2:10 主は魚にお命じになったので、魚はヨナを陸に吐き出した。

神は人格を持っておられるので、感謝を忘れるなら、神はさみしく思われます。

感謝のいけにえを神に捧げましょう。

感謝のいけにえを神にささげよ。

あなたの誓いをいと高き者に果せ。

悩みの日にわたしを呼べ、わたしはあなたを助け、あなたはわたしをあがめるであろう。

(詩篇50:14-15)

 

みなさんが、悔い改めの祈り、信仰の祈り、感謝の祈りで問題を克服し、三拍子の祝福を受けることを心から祈ります。

 

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